確か2019年の夏に買ったPlugin Allianceで販売されているLindell Channel Xについてです。すでに日本語で詳しい解説記事があるため、ここでの解説は割愛させてもらい、僕は僕であんまり使ったことが無いながらもちょっとした所感だけ書かせてもらう形とします。ワイはどのプラグインもサワリしか触れないタイプの人間なので詳しいことは知りません。
バウチャー適用下限価格設定前ほど法外な安値で入手することはできなくなったものの、今でもバウチャーと組み合わせれば$29になるセールは時々あります(追記:2020年Q2MEGA SALEにてバウチャー無しで$29になりました)。一個買うといろいろ入っているのでお得感があります。
ちなみに元ネタとなった実機は各モジュール4~5万円ほどで売られていましたが、現在はマイナーチェンジした"ヴィンテージ版"に製造が移行しています。
注意:2019年に私が購入した際には、個別モジュールのライセンスは別売りでした。かつては個別モジュールも同梱されていたようなのですが、現在は「個別モジュールをクロスグレード価格で提供」する形なようです。おそらく。
公式販売ページへのリンク。アフィではないので残念ながらクリックしても私には一円も入りません。
Channel Xの機能!
1. プリアンプ・FETコンプレッサー・EQP-1ライクなEQのセット
2. 各モジュールは並び替え可能
3. 各モジュールは個別にオンオフ可能
4. アナログ的質感(サチュレーションのこと?)を加えるかどうかも個別にオンオフ可能
プリアンプについて
*当然ソース音源との相性はある
*GAINによるサチュレーションでは中域が膨らむ
*アナログキックにかけるとアタックが「ゴツン」というのがお気に入り
・ほかの手持ちのサチュレーターでは出ない物量感が出せる
・合わないキックには合わない
*全体的に膨らんだ印象になる歪み
・裏を返せば、かけすぎは散らばった印象を招く
*かけたトラックはミックスの中で飛び出てくる(シンセが顕著?)
・もちろんそれが望ましいかは場合による
*試しにインサートリバーブの直後にかけたところ膨らんだ空間が得られたのでメモ
・下手するとミックス空間を乱しかねないので慎重に使いたい
*"ANALOG"を入れるとローが若干落ちる
・むろん入れないとサチュレーションは発生しない
*エイリアシングノイズの発生はきわめて小さい
・その割には軽いのもポイント
*ブースト用EQがついている
*ローは緩いシェルビング、ハイは一応緩いピーキングっぽい?
*ローの周波数設定はむしろ記載の10倍くらいの周波数の音量に顕著に影響する?
・30Hz設定と100Hz設定における目立った差異が中域くらいに出てたりする
*ハイは周波数設定に応じてカーブが割と全然変わってくる
・ハイの周波数をどこに設定するかはちゃんと考えたほうがよさそう
・18kHz以上の可聴域ギリギリは、実はあまりブーストされてない(誰も聴いてない帯域ではある)
*フィルターもついている
*ローパスは高域で若干シェルビングっぽい挙動をする
・完全に高音を切るわけではないので自然?
*ローパスは36db/octに設定するとカーブが変わる?
*ハイパスは概ね普通だと思う
コンプレッサーについて
*これも当然ソース音源との相性はある
・相性が合えば躍動感が増すし、合わなければ頭を抑えられた印象になる
*1176に似た挙動らしい
・1176とは多少違うらしいがどこが違うかは知らない
・実機のレビューでも「1176そのものとは異なる」というコメントがある
*なんとなく味と品のあるサウンド それでいて強いコンプ感を持つ
*"ANALOG"を入れると軽く倍音が付加される
・体感では多少コンプレッションされる気がするが詳細不明
・入れなくても、ゲインリダクションがある以上多少倍音は増える
・実際はスペアナで見る以上に聴感上の違いがある
*パラレルコンプレッション対応
・みんな大好きだね
*ステレオリンク対応
・私はモノラルトラックに使うことが割と多いのであまり意識したことがない
*3モジュールの中で最もCPUパワーを要する
*正直あんまり研究してない
EQについて
*これも当然ソース音源との相性はある
*Pultec EQP-01ライクなイコライザー
*LOW BOOSTはプリアンプ部に搭載されているものと同一?
・ピンクノイズとスペアナで確認しただけなので、本当にまったく同一かはわからない
*HIGH BOOSTはプリアンプ部のそれにBandwidthと周波数帯域の選択肢を追加したもの?
・Bandwidthを最もBroadにするとプリアンプ部のHIGH BOOSTにかなり近くなる
*元ネタ同様、LOW BOOSTとLOW ATTENの併用で中域に谷を作れる
*"ANALOG"を入れると微かに倍音が付加される
・微妙に超高域(16kHz以上)が持ち上がる?
・超低域が若干出てくるよう
*パッシブEQ回路の再現らしいが、具体的にほかのEQと何が違うのかはよくわからない
・確かに自然なブーストができる
*EQつまみの角度と効きの強さは必ずしも比例しているわけではない
・目盛り5までは大して効きは強くない
*M/S処理が可能
*3モジュールの中で最も軽い
小ネタ
*プラグインのUIは一見白木柄のように見えるが、実機のフロントパネルは金属ヘアライン仕上げ
・そう知ってからプラグインのUIを見ると、もはや白木にも金属にも見えなくなる
・あんまり金属っぽい質感のUIにすると印字が見えにくくなる故の配慮と思われる
*Lindell Audioのロゴ、Lindell Audioの印字、LSR Audioのロゴ、型番印字をクリックするとクレジットが表示される
・ここで特筆すべきは、クリックするとクレジットが表示される場所の多さ。
・なんと6か所もある。単一プラグインでこれを超える製品はあるのか?
*実機は実機で有名機材の安価な代替としてそこそこ人気があるらしい
*もちろんこのプラグイン版も、$29というセール価格なら実機同様の役割を担えるだろう
バウチャー適用下限価格設定前ほど法外な安値で入手することはできなくなったものの、今でもバウチャーと組み合わせれば$29になるセールは時々あります(追記:2020年Q2MEGA SALEにてバウチャー無しで$29になりました)。一個買うといろいろ入っているのでお得感があります。
ちなみに元ネタとなった実機は各モジュール4~5万円ほどで売られていましたが、現在はマイナーチェンジした"ヴィンテージ版"に製造が移行しています。
注意:2019年に私が購入した際には、個別モジュールのライセンスは別売りでした。かつては個別モジュールも同梱されていたようなのですが、現在は「個別モジュールをクロスグレード価格で提供」する形なようです。おそらく。
公式販売ページへのリンク。アフィではないので残念ながらクリックしても私には一円も入りません。
Channel Xの機能!
1. プリアンプ・FETコンプレッサー・EQP-1ライクなEQのセット
2. 各モジュールは並び替え可能
3. 各モジュールは個別にオンオフ可能
4. アナログ的質感(サチュレーションのこと?)を加えるかどうかも個別にオンオフ可能
プリアンプについて
*当然ソース音源との相性はある
*GAINによるサチュレーションでは中域が膨らむ
*アナログキックにかけるとアタックが「ゴツン」というのがお気に入り
・ほかの手持ちのサチュレーターでは出ない物量感が出せる
・合わないキックには合わない
*全体的に膨らんだ印象になる歪み
・裏を返せば、かけすぎは散らばった印象を招く
*かけたトラックはミックスの中で飛び出てくる(シンセが顕著?)
・もちろんそれが望ましいかは場合による
*試しにインサートリバーブの直後にかけたところ膨らんだ空間が得られたのでメモ
・下手するとミックス空間を乱しかねないので慎重に使いたい
*"ANALOG"を入れるとローが若干落ちる
・むろん入れないとサチュレーションは発生しない
*エイリアシングノイズの発生はきわめて小さい
・その割には軽いのもポイント
*ブースト用EQがついている
*ローは緩いシェルビング、ハイは一応緩いピーキングっぽい?
*ローの周波数設定はむしろ記載の10倍くらいの周波数の音量に顕著に影響する?
・30Hz設定と100Hz設定における目立った差異が中域くらいに出てたりする
*ハイは周波数設定に応じてカーブが割と全然変わってくる
・ハイの周波数をどこに設定するかはちゃんと考えたほうがよさそう
・18kHz以上の可聴域ギリギリは、実はあまりブーストされてない(誰も聴いてない帯域ではある)
*フィルターもついている
*ローパスは高域で若干シェルビングっぽい挙動をする
・完全に高音を切るわけではないので自然?
*ローパスは36db/octに設定するとカーブが変わる?
*ハイパスは概ね普通だと思う
コンプレッサーについて
*これも当然ソース音源との相性はある
・相性が合えば躍動感が増すし、合わなければ頭を抑えられた印象になる
*1176に似た挙動らしい
・1176とは多少違うらしいがどこが違うかは知らない
・実機のレビューでも「1176そのものとは異なる」というコメントがある
*なんとなく味と品のあるサウンド それでいて強いコンプ感を持つ
*"ANALOG"を入れると軽く倍音が付加される
・体感では多少コンプレッションされる気がするが詳細不明
・入れなくても、ゲインリダクションがある以上多少倍音は増える
・実際はスペアナで見る以上に聴感上の違いがある
*パラレルコンプレッション対応
・みんな大好きだね
*ステレオリンク対応
・私はモノラルトラックに使うことが割と多いのであまり意識したことがない
*3モジュールの中で最もCPUパワーを要する
*正直あんまり研究してない
EQについて
*これも当然ソース音源との相性はある
*Pultec EQP-01ライクなイコライザー
*LOW BOOSTはプリアンプ部に搭載されているものと同一?
・ピンクノイズとスペアナで確認しただけなので、本当にまったく同一かはわからない
*HIGH BOOSTはプリアンプ部のそれにBandwidthと周波数帯域の選択肢を追加したもの?
・Bandwidthを最もBroadにするとプリアンプ部のHIGH BOOSTにかなり近くなる
*元ネタ同様、LOW BOOSTとLOW ATTENの併用で中域に谷を作れる
*"ANALOG"を入れると微かに倍音が付加される
・微妙に超高域(16kHz以上)が持ち上がる?
・超低域が若干出てくるよう
*パッシブEQ回路の再現らしいが、具体的にほかのEQと何が違うのかはよくわからない
・確かに自然なブーストができる
*EQつまみの角度と効きの強さは必ずしも比例しているわけではない
・目盛り5までは大して効きは強くない
*M/S処理が可能
*3モジュールの中で最も軽い
小ネタ
*プラグインのUIは一見白木柄のように見えるが、実機のフロントパネルは金属ヘアライン仕上げ
・そう知ってからプラグインのUIを見ると、もはや白木にも金属にも見えなくなる
・あんまり金属っぽい質感のUIにすると印字が見えにくくなる故の配慮と思われる
*Lindell Audioのロゴ、Lindell Audioの印字、LSR Audioのロゴ、型番印字をクリックするとクレジットが表示される
・ここで特筆すべきは、クリックするとクレジットが表示される場所の多さ。
・なんと6か所もある。単一プラグインでこれを超える製品はあるのか?
*実機は実機で有名機材の安価な代替としてそこそこ人気があるらしい
*もちろんこのプラグイン版も、$29というセール価格なら実機同様の役割を担えるだろう
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