KORG Collection 6を買いました。
買ってしまったんだから仕方がない。そのうち全部レビューしようと思いますが、全部レビューするとキリがありません。
以下の7製品については前回の記事で書きました。
ので、続いてはKORG Collection 3と4で追加された以下の6製品について書いていきます。
シンセ系は音色・エフェクトのラインナップは大体そろえています。
今回取り上げる製品の中では、ProphecyとmicroKORGがやや重めです。

買ってしまったんだから仕方がない。そのうち全部レビューしようと思いますが、全部レビューするとキリがありません。
以下の7製品については前回の記事で書きました。
- TRINITY
- PS-3300
- SGX-2
- Filter Ark
- ARP 2600
- VOX Super Continental
- EP-1
ので、続いてはKORG Collection 3と4で追加された以下の6製品について書いていきます。
- microKORG (VAシンセサイザー)
- ELECTRIBR-R (ドラムマシン)
- KAOSS PAD (マルチエフェクター)
- miniKORG 700S (アナログシンセサイザー)
- Prophecy (物理モデリングシンセサイザー)
- TRITON Extreme (ワークステーション)
CPU負荷について(再掲)
前回の記事でも上げた画像ですが、各製品のCPU負荷の目安は以下のような感じです。シンセ系は音色・エフェクトのラインナップは大体そろえています。
今回取り上げる製品の中では、ProphecyとmicroKORGがやや重めです。

以下、各製品について一言感想を書きます。
各製品の感想文(KORG Collection3, 4だけ)
microKORG -SYNTHESIZER / VOCODER
20年以上販売され続けたミニ鍵盤シンセサイザーを再現。実機はデジタルなので、おそらくプラグイン版では実機とほぼ同一の発音機構が動いているはずです。
初期VAらしく、押し出しが強くてクリスピーな音、それでいてキメの細かさも感じるサウンドです。バンドで使われる機材なだけあります。そしてボコーダーサウンドもエッジが立ってます。そしてONとOFFしかないDistortionエフェクターがまた良い味なのです。
実機は「入門機」という位置づけですが、多分ボイス数が4しかないのと、操作子が意図的に絞られているためだと思います。その点、今回のソフトウェア化によってボイス数の制約も無くなり、コントロールは全部画面上に出せるので、欠点が消え、音源本来のポテンシャルが発揮されたのではと思います。
決して「何でもできる」機材では無いと思いますが、平均的なアナログシンセよりは音の幅は広いです。microKORG好きな人はもちろん、Synth1とかそういう属性が好きな人にもハマると思います。
初期VAらしく、押し出しが強くてクリスピーな音、それでいてキメの細かさも感じるサウンドです。バンドで使われる機材なだけあります。そしてボコーダーサウンドもエッジが立ってます。そしてONとOFFしかないDistortionエフェクターがまた良い味なのです。
実機は「入門機」という位置づけですが、多分ボイス数が4しかないのと、操作子が意図的に絞られているためだと思います。その点、今回のソフトウェア化によってボイス数の制約も無くなり、コントロールは全部画面上に出せるので、欠点が消え、音源本来のポテンシャルが発揮されたのではと思います。
決して「何でもできる」機材では無いと思いますが、平均的なアナログシンセよりは音の幅は広いです。microKORG好きな人はもちろん、Synth1とかそういう属性が好きな人にもハマると思います。
ELECTRIBE-R -RHYTHM SYNTHESIZER
VA黎明期のドラムマシンを再現。
金物は数パターンのPCMから選ぶだけですが、太鼓系はがっつりと音作りが可能。さらには、シーケンスに合わせてパラメータを動かす「モーションシーケンス」、海外メーカー風に言えば「パラメーターロック」が全パラメータに対して効くのも特徴。驚くことに、エフェクトタイプにもシーケンスが効くのです。
プリセットは、ドラムマシンプラグインとしてはかなり多彩ですが、特にIDM寄りのサウンドに強い気がします。
少し気になるのが、つまみをリアルタイムで操作するようなELECTRIBE的なワークフローが、DAW的な「静的な作りこみ」のワークフローと若干矛盾しているのでは?という点。ELECTRIBE-Rで良いパターンを作ったら、バウンスしてDAWにWAVをベタ貼りして終わり、というのはELECTRIBE本来のポテンシャルを活かしきれていない気がします。まぁ、仕方ない事なのかも。
金物は数パターンのPCMから選ぶだけですが、太鼓系はがっつりと音作りが可能。さらには、シーケンスに合わせてパラメータを動かす「モーションシーケンス」、海外メーカー風に言えば「パラメーターロック」が全パラメータに対して効くのも特徴。驚くことに、エフェクトタイプにもシーケンスが効くのです。
プリセットは、ドラムマシンプラグインとしてはかなり多彩ですが、特にIDM寄りのサウンドに強い気がします。
少し気になるのが、つまみをリアルタイムで操作するようなELECTRIBE的なワークフローが、DAW的な「静的な作りこみ」のワークフローと若干矛盾しているのでは?という点。ELECTRIBE-Rで良いパターンを作ったら、バウンスしてDAWにWAVをベタ貼りして終わり、というのはELECTRIBE本来のポテンシャルを活かしきれていない気がします。まぁ、仕方ない事なのかも。
パラアウトにも対応してない(これも実機再現っちゃ実機再現)し、減点法で見るか加点法で見るかによって評価が分かれそうな製品。パラアウトして個々のトラックにEQコンプ掛けたら良くなるのにな……的なプリセットも多数。
KAOSS PAD -DYNAMIC EFFECT / SAMPLER
ここ10年くらい、様々なプラグインベンダーからDAW上でもKAOSS PADみたいなことが出来るプラグインが次々と考案されてきたわけですが(ワンノブ系みたいな)、満を持してKORG本家本元のKAOSS PADがDAWに降臨です。内部構造も開放され、プリセットを自由に編集可能になったわけではありますが、だからといってプリセットの質に妥協はありません。実用的なマルチエフェクトから、KAOSS PADらしい奇想天外なグリッチまで。またドローンシンセサイザーとして使えるプリセットが入ってるのも意外というか、懐の広さを感じるポイントでした。
DAWで使う上では、オートメーション記録機能を使ってマウスでXYパッドをリアルタイムで操作するのが一番直感的だと思います。
気になる点として、CPU負荷がちょっと高いんですよね。各トラックに挿すタイプのプラグインじゃないので良いんですが、軽いに越したことはないですからね……。
Prophecy -SOLO SYNTHESIZER
物理モデリング音源搭載シンセサイザーとしては最初期に位置するProphecyを再現。いわゆる「MOSS音源」と呼ばれるもので、同等の基盤はオプションでTRINITYやTRITONに搭載可能だったとのこと。楽器の発音機構を再現した独特のモデリングが行われていまして、かといってPCMほどリアルというわけでもない、なんとも微妙な音がします。個人的にはStringモデリングがチープなりに良い音していて好きかもしれない。
Prophecyには物理モデリング以外にも、VPM(位相変調+ウェーブシェープらしい)やコムフィルタによる簡易モーダル合成機能、そしてもちろんアナログモデリング機能も備えています。さすがに古さは感じますが。
実機は演奏操作子がかなり多く、ピッチホイール・モジュレーションホイールのほかに、WHEEL3という感圧式リボンコントローラと一体化した三軸(上下・リボン左右・リボン押し込み)ホイールが存在し、もちろん鍵盤にはアフタータッチも備えています。しかし、DAW上でそれを打ち込む事を考えると…… この時代のシンセって全体的にこう、演奏者の器用さを過信している所がありますよね。
V1.5で現代風のプリセットが追加されたらしく、おかげで割と広く使えるようになったと思います。Prophecyの特徴として、表現力を重視したいらしくベロシティへの反応が良い音色が多いです。
miniKORG 700s -SYNTHESIZER
KORG黎明期のシンセサイザーを再現。minoKORGの音は本物のアナログじゃないと再現できない!という触れ込みでリイシュー版(ハードウェア)を出したKORGですが、その割にはソフトウェア版もちゃっかり販売。
長所として、意外に思われるかもしれないが音色の幅が広い。HPFがあるのと、2OSC構造なのが大きいですね。実機と比べてLFOとかエンベロープとかも追加されているし、ユニゾン機能まで追加されている。果たして8音ユニゾンで作られたReeseサウンドを「miniKORGの音」と呼んでいいのかはさておき、音はちゃんと良いですよ。
特にリード系のプリセットの完成度の高さ、サウンドの独自性・操作の容易さ・音の幅の広さ・さらにはCPU負荷の低さからすると、現状ではこのソフトはあまりにも過小評価されていると思います。海外知名度が低いのと、エンベロープがADSRとかじゃないから敬遠されてるのかな……。
気になる点としては、UIに若干クセがあることと、あとおま環かもしれないですが、起動に一分くらいかかるのがどうにも……。UIは仕方ないとして、起動の遅さだけは何らかのテコ入れが欲しいところだが。
TRITON Extreme -MUSIC WORKSTATION
ワークステーション「TRITON」の豪華版機種を再現。ただし例のごとくMOSS音源は非搭載。Prophecyを買ってねということで。KORG CollectionのTRITONを買うと一緒についてきます。TRITON自体のコメントは別個に書こうと思うので、TRITONとTRITON Extremeの差異について書きます。
といっても私の把握する限り、違いは以下2点だけです。
・入っている音色が違う(Extremeのほうが若干音色数が少ない)
・ExtremeにはValve Forceがついている
※当初はTRITON ExtremeにだけDACエミュが付いていたようですが、今ではTRITON無印にも追加されています。
Extremeのほうが音色数は少なそうな一方、一部でExtreme専用の音色もある模様。確かに実機TRITON Extremeは「全部入り版TRITON」として発売されましたけど、あくまで全部入りなのは「波形」のみで、波形を使ったプリセット音色はすべて入っている訳ではない。またドラムループはExtremeには入っていません。
なんだかややこしいですが、別の楽器として使い分けるほか無いようです。初代が1999年、Extremeが2004年の発売なので5年分の流行の変化が反映されてるのかもしれません。
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